Maktar SPECTRA X2 超小型で32bit/384kHz、DSD11.2MHz対応のLightning接続USB-DAC!

世界最小クラスで32bit/384kHz再生対応とDSD11.2MHz対応を謳っていた超小型USB-DAC/ヘッドホンアンプの「SPECTRA」に後継機が登場。

しかも、従来までのUSB-A/USB-C接続対応機に加え、Lightning接続器も新たにラインナップしました。

「SPECTRA」は台湾・Maktarブランドのモデル(NEXTDRIVE社と共同開発)。

11.2W×89H×11.2Dmm、質量17gの超コンパクトなスティック型ボディで上記のハイスペックを実現していました。国内では2018年に税抜き22,400円で発売。

今回、USB-A/USB-C接続対応の後継機「SPECTRA X」とLightning接続対応の「SPECTRA X2」の2モデルが発売されます。「SPECTRA X」が26,784円(税込)、「SPECTRA X2」が30,024円(税込)で9月以降の発売予定。USB-AモデルとUSB-Cモデルは別なのでお間違えなく。

一般販売に先立って、クラウドファンディングを、GREEN FUNDING by T-SITE上にて実施中。期間は7月5日から9月2日 23時59分まで。一般販売よりも安い価格で入手が可能です。

SPECTRA XはDACチップにESS Technology「ES9018Q2C」を採用、SPECTRA X2は、同じESS Technologyの省電力DACチップ「ES9118Q2C」を採用し、32bit/384kHz対応とDSD11.2MHz対応を実現しています。サイズと重量は先代と同じ。相変わらずの超小型。

ダイナミックレンジは公称121dB。歪み率(THD+N)は110dB。出力は2Vrms(600Ω)、49mW(32Ω)。600Ωのヘッドホンを鳴らせるというのは驚き。音質重視の有名開放型ヘッドホンの多くが数百Ωを超えるハイインピーダンスであり、小型のUSB-DAC/ヘッドホンアンプでは150Ω程度までしか対応しないことも多いだけに、本機でこうしたヘッドホンを使いたい人には注目です。

高性能ノイズフィルターに加えて独自の歪み低減技術「Xtra SOUND」を搭載するのも新たな特徴。音楽を自然なかたちで補正し、録音時そのままに近い印象で楽しめるとしていますが、JVCのK2やソニーのDSEEのような機能でしょうか?

LightningモデルのDACチップを変えたのは、省電力にこだわったからとしています。iPhoneユーザーにとってはバッテリー持ちが気になる、高音質との両立、バランスを重視したい傾向があるということでしょう。MFi認証取得ももちろん備えます。

価格、サイズからすると十分な内容。マニアックな視点ではさすがにイヤホンのバランス出力には対応しない点がありますが、それは想定ユーザーや使い方とは異なる方向なのでしょう。

似たような内容・価格でバランス接続にも対応するモデルならば、中国のFiiOが作れそうな気がします。ただ、需要があるのかです。FiiOのユーザーはここまでのコンパクト設計は求めていない感じがするからです。

本機の大きな特徴は、小型軽量な点でもあり、このサイズ感でiPhoneとの組み合わせでスマートにハイスペックなハイレゾ音源を楽しめるのがポイントでしょう。

弱点としてはバッテリー内蔵型でないため、接続先の機器のバッテリーを消費してしまうこと、本体にボリュームがないことによる使い勝手の難でしょう。

PCに繋げばそうした心配や面倒は軽減しますが、モバイル用に小型軽量化しているので存在意義が薄れてしまいます。やはり外で、スマホ(せいぜいタブレット)と接続して使うのが本当でしょう。

iPhoneで有線接続してまでハイレゾ音源を楽しみたいユーザーがどれだけいるのかも気になりますが。それでも現在のiPhoneではBluetoothでハイレゾ相当の伝送には対応していない(LDACもaptX HDも非対応)だけに、iPhoneでハイレゾ、となれば、有線接続しかないのも実情です(USB-DAC+Maktar)。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました